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松坂牛や柿安牛で有名な柿安によるおせちは、大きく分けて、以下のように2種類あります。それぞれ、取り扱っている百貨店が異なります。

 

 

柿安ダイニングおせち
リーズナブルな価格帯
大丸松坂屋と東急百貨店で取り扱い

 

松阪肉老舗 柿安（柿安本店）
高級志向の価格帯
その以外の百貨店で取り扱い

 

 

柿安は、お肉やお惣菜屋が有名で、よく目にする機会もあるかと思います。名前も有名なので、馴染み深いですが、いったいどんなお店（会社）なのでしょうか？意外と知らない方も多いかと思いますので、「柿安とは？」ということでお伝えしていきましょう。

 

 

柿安とは？

柿安の創業は明治4年です。実は結構長い歴史があります。元々は、牛鍋屋さんが始まりです。

 

名前の由来は、創業者である赤塚安次郎さんが元々、果樹園で働いていたことに由来します。果樹園では柿を栽培していて、作物の「柿」と名前の一部の「安」から、柿の安さんと呼ばれ、それが「柿安」になり、この名前が生まれました。

 

柿安は創業後、牛肉しぐれ煮というヒット商品が生まれます。現在も柿安を代表する一品です。

 

現在の柿安はというと、牛鍋屋は今は営んでいなく、次の5つのブランドから成り立っています。

1.料亭

料亭として、最高級の松阪牛を提供しています。。「柿安 料亭本店」が三重県桑名市に、「柿安 銀座店」が東京銀座にあります。柿安自慢の最高級松阪牛を、すき焼き、しゃぶしゃぶ、炭火網焼きで頂くことができます。極上メニューとしては、シャトービリアンでの炭火網焼き・すき焼き・しゃぶしゃぶのコースや、黒あわびと松阪牛の両方が味わえるコースメニューもあります。

 

大丸松坂屋と東急百貨店を除く、多くの百貨店で取り扱っているおせちは、柿安 料亭本店のおせちということになります。

 

2.お惣菜

柿安ダイニングというブランド名で、様々なお惣菜を提供しています。「肉の老舗柿安 メンチカツ」「ローストビーフソテー」などは代表作です。柿安ダイニングとして、全国の百貨店のデパ地下を中心に、店舗を展開しています。柿安ダイニングは他にも、中華惣菜の上海デリや、牛肉弁当専門店などもあります。

 

大丸松坂屋と東急百貨店で販売しているおせちは、柿安ダイニングによるおせちとなります。

 

なお、柿安を代表する「松阪牛しぐれ煮」は、柿安ダイニングとは別に、「柿安 料亭しぐれ煮」というブランドで取り扱っています。しぐれ煮以外にも、レトルトのカレーやビーフシチュー等もあり、スーパーやデパート等で見かけることもありますよ。

 

3.レストラン等の外食産業

柿安では、料亭以外にもカジュアルなレストランを運営しています。お肉専門レストラン「ミートミート」や、「炭火焼きグリル カキヤス」、中華ビュッフェ「上海柿安」などのレストランです。また、フードコートにも「柿安ミートエクスプレス」や、チャーハン専門店「石焼き牛肉炒飯 柿安」などを出店しています。

 

4.精肉

柿安を支える大事な食材であるお肉の精肉から販売までを行なう部門。肉質に極限までこだわったA5等級の柿安牛は、百貨店内の精肉店等で、実際に購入することが出来ます。

 

5.和菓子

柿安は実は、和菓子でも人気があります。口福堂というブランド名で、おはぎ、いちご大福、豆大福袋など、家庭で親しまれている和のお菓子を扱っています。

 

 

 

このように柿安は、料亭以外にも、けっこう色々なことをやっているんです。でも、やはり核となるのは、牛を扱うグルメブランドとしてのお顔です。

 

柿安ダイニングのおせちにも、柿安の代表的一品「牛肉しぐれ煮」が入っています。そして、松阪肉老舗 柿安（柿安本店）のおせちには、さらに、松阪牛ローストビーフが入っています。柿安による牛のお味を、お楽しみ下さい。

 

　柿安ダイニング 和洋二段重 18,599円
　【壱の重】牛肉しぐれ煮、柿の葉干し柿等
　【弐の重】伊達巻、丹羽黒豆煮等
　　3〜4人前
　　全31品目

 

　松阪肉老舗 柿安 和風二段重　58,320円
　【壱の重】阪牛霜降りしぐれ煮、あわび柔らか煮等
　【弐の重】松阪牛ローストビーフ、黒毛和牛八幡巻等
　　3〜4人前
　　全40品目