山ばな平八茶屋のおせち
山ばな平八茶屋のおせちは、百貨店によって取り扱っているおせちの種類が若干異なっているようです。山ばな平八茶屋おせちの種類は、のべで4種類になります。
一番お取り扱いが多いのが、97,200円の三段重です。
山ばな 平八茶屋は、今から約430年前の天正年間に、若狭街道の街道茶屋として初代平八が創業した料亭です。
大変歴史があり、幕末の頃には岩倉具視が隠棲していたそうで、母屋の入口には新撰組との暗闘の際についた刀傷が今も残っているそうです。また夏目漱石も平八茶屋を気に入ってよく利用していたそうで、著書の中にも度々名前が出てきます。
通りに面した騎牛門をくぐると、約800坪の庭園が拡がります。この騎牛門は萩の禅寺から移築した門で、400〜500年前のものだそうです。
庭園には季節ごとに綺麗な花が咲き、その庭園に沿って建てられた大小のお座敷で京料理を頂くことが出来ます。町の繁華街と比べると気温が2度ほど低いともいわれ、空気も澄み渡っています。
かつて旅人は、平八茶屋で麦とろを食べて旅を続けたと言われています。現在でも平八茶屋の名物となっている「麦飯とろろ汁」は、とてもヘルシーで栄養価の高い食事でもあります。
平八茶屋の名物料理としてはグジを使った懐石も有名です。京都では、赤甘鯛のことを 「グジ」 と呼びます。「グジ」という名前は、「身が柔らかくてグジグジしているから」「釣り上げるときに、グジグジ鳴くから」ついたと言われていますが、「屈折した頭の屈頭(ぐず)」が「グジ」に変わっていったというのが、有力説のようです。
細造りにした浜塩のグジを、醤油勝ちの二杯酢で山葵とともに頂く「グジの向付」は、平八茶屋の名物料理の1つです。
二間続のお座敷では1日4組ですが宿泊も出来て、釜風呂を楽しむことも出来ます。この釜風呂はお食事のみの方も1,100円で利用することが出来るので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
各百貨店の中で、限定版の山ばな平八茶屋おせちを取り扱っているのは、高島屋のみとなります。高級感のあるお重に盛られた三段重おせちで、価格は129,600円になります。
山ばな平八茶屋おせち 中身の写真
平八茶屋おせち二段重 59,400円
【壱の重】鰆味噌柚庵焼、合鴨ロース、あわび等
【弐の重】車海老煮、鰊昆布巻、穴子八幡巻等
約30品
平八茶屋おせち三段重 97,200円
【壱の重】う巻、穴子八幡巻、いくら醤油漬等
【弐の重】子持ち鮎旨煮、あわび旨煮等
【参の重】竹の子煮、伊勢海老煮、松茸煮等
山ばな平八茶屋おせちが予約可能な百貨店
山ばな平八茶屋のおせちが予約できる百貨店を、以下の通りまとめてみました。
おせちの手配・配送には地域制限がある場合がございます。詳しくは百貨店公式サイトをご確認ください。
各百貨店リンク先は当サイト内おせち情報ページ
大丸松坂屋で山ばな平八茶屋のおせち
59,400円と97,200円の2種類
静岡・名古屋松坂屋のみ
山ばな平八茶屋 検索結果(価格が安い順)
三越で山ばな平八茶屋のおせち
59,400円と97,200円の2種類
小田急百貨店で山ばな平八茶屋のおせち
59,400円の1種類
高島屋で山ばな平八茶屋のおせち
59,400円、97,200円、129,600円の3種類